ヘイトスピーチ解消法10年、街頭からネットへ

今年、ヘイトスピーチ解消法の施行から10年が経ちました。2013年3月に来日して以来、この法律ができた当初のニュースをよく覚えています。当時、在日外国人の間では「ようやく一歩前進した」という受け止め方が広がっていました。それから10年、街頭での差別的な示威活動は確かに減りました。しかし、その戦場は静かに、目に見えない場所へと移っています。この記事では、この10年間に実際に何が起きたのか、現行法の限界はどこにあるのか、そしてその空白を埋めようとした地方条例が何をしてきたのかを整理してみたいと思います。