VPNの選び方:NordVPN体験談

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海外に住んでいると、何かしらの理由でVPNを使う場面が出てきます。ただ、Googleで「VPN」と検索すると、選択肢があまりに多く出てきて、比較記事も山のようにあります。中国語圏のサイトでは、中国大陸の通信規制を回避する視点で書かれた記事が多いのですが、それは私が想定している用途とはまったく別の話です。


最初に断っておきたいのは、このブログでVPNについて触れる際の前提は、あくまで海外(中国でない国)に居住している状況での利用ということです。これから紹介するNordVPNについても、通信規制の回避について語ることはありません。実際、このサービスはその方面で一定の技術的な工夫をしているようですが、現状はかなり厳しく制限されていて、ほとんど通用しません。


ただ、海外での日常利用という点では、このサービスは確かに優れています。自宅のルーターにWireguardを導入する前は主力のVPNとして使っていましたし、今でも家のテレビやプロジェクターで活躍しています。


https://nordvpn.com/ja


速度はどうか


NordVPNはNord Security社が運営しているサービスで、設立は2012年。マルチプラットフォーム対応のVPNを提供しています。公式サイトの情報によると、111カ国・6442台のサーバー(2024年6月時点)から選択可能で、利用ログを記録しないとも明言されています。


名の知れたVPN会社であれば「速度が速い、サーバー数が多い、安全」というのは基本条件のようなものですが、ここでは実測の速度を見てみます。


まずVPNに接続していない状態の速度です。


VPN未接続時の速度測定


続いてNordVPN接続後の速度です。


NordVPN接続後の速度測定


サーバーはスマホアプリが自動で選んだものです。数値上は多少の速度低下が見られますが、日常使いには何の問題もありません。私自身が想定する用途の中で最も帯域を必要とするのは4K動画の視聴ですが、それでも必要な帯域は25Mbps程度なので、十分に余裕があります。


料金について


NordVPNは常時セール価格を提供しており、プランと割引の目安は以下の通りです。


71% OFF —— クラウドストレージ+パスワード管理付きプラン

56% OFF —— VPN機能のみのプラン

27ヶ月(2年3ヶ月)プランで換算すると、月あたり約 605円


円安の影響もあり、以前のような月300円台というお得感はなくなりましたが、VPN市場全体で見れば妥当な価格帯だと思います。


下記の招待リンクから登録すると、最大3ヶ月分の無料利用が追加で付与されます。


https://refer-nordvpn.com/qMfiZAzeOpy


ネット上には他のプロモコードもあるので、比較して一番条件の良いものを選ぶといいでしょう(招待リンクの特典は別枠で付与されるようです)。なお、購入する地域によって消費税率が変わるため、日本以外の地域で購入すると価格が前後する場合があります。


使用感について


NordVPNは最大10台のデバイスを同時接続でき、購入後30日以内であれば無条件で返金が可能です(実際に返金手続きを試したことがありますが、特に問題はありませんでした)。私自身はiPhone、iPad、Android端末(スマホ・タブレット)、Windows PC、Chrome拡張機能、そしてGoogle TVのアプリで使用していますが、いずれも機能は十分で、安心して使えています。


念のため繰り返しますが、中国でGoogleなどへのアクセス制限を解決する用途には使えません


最後に


VPNを選ぶ際、速度・サーバー数・プライバシーポリシーは基本的な条件ですが、長期的な使用感を決めるのは安定性とマルチデバイスでの使いやすさです。NordVPNはその点で堅実な選択肢であり、特に自宅で複数台のデバイスを同時に使う環境には向いています。海外での日常利用に適したVPNを探しているなら、検討する価値のある選択肢だと思います。

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